幻の鉄道

   五新鉄道を行く!!

では実際に行ってみましょう!

        五新鉄道への旅  A 五條市野原西地区〜五條市西吉野町賀名生地区(奈良交通バス専用道路)


 

国道168号を県立五條病院から南へ200メートルほど行った所にバス専用道路入口があります。一般車両は通行禁止です!!

バスがギリギリ一台通れる幅につくられています。たまたま単線規格の幅にあっていたのでしょう。

この先には霊安寺(りょうあんじ)バス停があり、ここも駅誘致活動が建設当初から行われていたが、野原駅に採用されてしまった。

五條市霊安寺町付近、一般道路との交差する所にすごい物があります。

バスが近づくとセンサーが働いてパトライトが点灯し、道路を通行している人に伝える一種の踏み切りみたいなものがあります。

通過する時は一時停止する義務はないようですが、注意して渡って下さいとの事。バスが来た時は通行を譲りましょう。

撮影当時の生子バス停の時刻表(左画像) 生子トンネルの上から生子バス停を撮影(右画像)五条方面撮影

第一発電所から急に山が迫ってくる。第一丹生川橋梁を渡り、生子(おぶす)バス停がある。その先は生子(おぶす)トンネルがあります。

第一丹生川橋梁は戦前に建設されている。資材が不足な時代に建設されて、半世紀以上経った今でも立派に健在です。

長さは約79メートルあります。

撮影してしばらく居てると、生子トンネルからバスがやってくるようです。

生子バス停の様子。トンネル内では対向出来ないため、ここで退避場所にもなる。

地元の人は平気で専用道路を利用しています。道が真っ直ぐで非常に走りやすいから、でも絶対に真似はしないで下さい!危険です。

一般車両通行禁止です。しかし、道路交通法の罰則規定にはあたらないようです。もし、警察に見つかっても違反切符は切らないと言う事です。

生子(おぶす)トンネルを抜けるとここからは五條市西吉野町(旧西吉野村)になります。狭いトンネルなのでこちらの出口にも広い退避場所があります。

このトンネルの長さは約832メートルあります。JRバス時代はトンネル内の道路は凸凹状態でしたが、今はちゃんと整備されています。

待避所を過ぎればすぐに第二丹生川橋梁(長さ65メートル)が架かっています。この先はほとんど真っ直ぐです。

江出(えずる)バス停付近、バス同士が対向出来る道幅があります。十数ヶ所にこのようなバス停があります。

右画像は五條方面を見ています。左画像は城戸方面を見ています。農免道路の大きな橋が見えています。

枕木を再利用した道の杭もしかしてここで鉄道の枕木として利用するのだったのでしょうか??

この地点は映画”萌の朱雀”で撮影場所になっています。

ここは第四丹生川橋梁(長さ約96メートル)です。橋の上にさらに大きな橋があるなんて・・・。まぁ器用に造ったもんです。

上の橋は農免道路で下市方面へ行くことが出来ます。真ん中と右端の画像は農免道路の橋の上から撮影をしています。

真ん中の画像は五條方面に向かって撮影。右端の画像は城戸方面に向かって撮影をしています。

真ん中の画像はクリックすると拡大します。画像の奥に第三丹生川橋梁(長さ65メートル)があります。

 

第五丹生川橋梁(約65メートル)を渡るとすぐに親房(ちかふさ)トンネル(約139メートル)があります。

そのトンネルを抜ければ賀名生(あのう)地区です。

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